はじめに
この記事では、「離脱した顧客のリエンゲージメント」を目的としたECPowerの顧客セグメント作成例と、マーケティング施策のアイディアについて説明します。
リピート顧客×離脱顧客、ロイヤル顧客×離脱顧客
RFMの考え方を利用したセグメントです。直近の購入から一定以上の期間が経過してしまっている顧客のうち、過去にリピート購入をしていたり、何度も購入をしているロイヤル顧客をターゲットにします。
マーケティング施策例:
- すでに他のブランドを利用している可能性も高いので、あまり頻繁にメッセージを送ることは逆効果になってしまう可能性があります。たとえば新商品発売時のプロモーションなど、厳選した情報発信を行って再度興味を持ってもらうことを目指しましょう。
- とくにロイヤル顧客×離脱顧客はストアにとって価値の高い顧客で、かつ人数もそこまで多くはないはずです。特別感のあるクーポンを配ることも視野に入れるとよいかもしれません。
リエンゲージメント施策から最近購入した顧客
リエンゲージメント施策を実施して、せっかく戻ってきてくれた顧客に何もしないのは少しもったいないです。
たとえばキャンペーンメールにUTMパラメータをしっかりと設定しておくことで、キャンペーンをきっかけに戻ってきた顧客を絞り込むことができます。
マーケティング施策例:
- リエンゲージメント施策から購入した顧客に対して、“Welcome back”メッセージを送るなどして、再びリピート顧客として定期的に購入してもらえるように工夫してみましょう。
参考記事
このほかのセグメント作成例は、こちらのページでまとめています。
ロイヤル顧客を育成するためのカスタマージャーニーの作り方や、RFMセグメントの考え方についてはこちらの記事で説明しています。あわせてご参考ください。