ECPower Segment Management - A digital reality of customer journey map for DTC brands | Product Hunt
レポート仕様
インサイト概要

インサイト概要

最終更新日
Aug 8, 2024

インサイトとは

  • 顧客セグメントに現時点で所属している顧客の「購買行動の特徴」を様々な観点からレポートする機能です。
  • 顧客セグメントを指定しない場合は、ストア全体の顧客のデータが表示されます
  • 集計期間を設定することで、指定した期間の注文データに基づく特徴を確認できます。

注文データ集計期間

  • インサイトを表示するために参照する注文データの期間を設定することができます。顧客の絞り込みではないことに注意が必要です。
  • 1M / 3M / 6M / 12M:現在日時を基準にそれぞれ「直近1か月」」、「直近3か月」」、…という定義になります。より正確にはちょうど1か月前の日が属する月の月初からの注文データについて集計します。たとえば現在日時が2024/7/14だとすると、「1M」を選択した場合は2024/6/1~2024/7/13までの注文データに基づいて集計が行われます。
  • カスタム:日時をカスタムで指定することができます。

レポートの種類

  • 商品購入:どのような商品、商品タイプ、商品タグを注文している顧客が多いか?に答えるレポートです。
  • サイト訪問経路:どのような集客チャネル、流入元、UTMパラメータの顧客が多いか?に答えるレポートです。
  • 注文方法:どのような販売チャネル、注文タグ、クーポンを利用している顧客が多いか?に答えるレポートです。
  • 注文日時:顧客数が多い「年月」「曜日」「時間帯」など注文日の特徴についてのレポートです。
  • 属性・指標:購入金額、再購入日間隔、購入回数などの指標の分布や、顧客タグ・居住地などの属性についてのレポートです。

レポートの集計内容と定義

顧客数

顧客セグメントにおける、指定した条件の購入を行った顧客の人数と比率(%)を集計します

顧客数 顧客セグメントの中で(指定した期間中に)当該商品などを購入した人数

比率 (指定した期間中に)当該商品などを購入した人数の、顧客セグメント全体に対する比率

月次集計

月別で、指定した条件の購入を行った顧客の人数推移を集計します

yyyy/mm 顧客セグメントの中で、その年月に当該商品などを購入した人数

※月末に確認する場合を除き、最新のyyyy/mmは不完全なデータであることに注意が必要です。

次数別集計

注文次数ごとに、指定した条件の購入を行った顧客数を集計しています

初回 顧客セグメントの中で、初回購入において、当該商品などを購入した人数

2回目以降 顧客セグメントの中で、2回目以降のいずれかの購入(リピート購入)において、当該商品などを購入した人数

N回目 顧客セグメントの中で、N回目の購入において、当該商品などを購入した人数

件数別集計

2件以上の購入を行った顧客数と比率(%)を集計しています

1件 顧客セグメントの中で、当該商品などを、1回のみ購入した人数

2件以上 顧客セグメントの中で、当該商品などを、2回以上購入した人数

N件 顧客セグメントの中で、当該商品などを、ちょうどN回購入した人数

顧客数分布

顧客単位の数値データが、セグメント内でどのように分布しているかを可視化します

平均 各顧客の数値データの全体平均値

中央値 数値データの順に顧客全体を並べた際に、ちょうど中央にあたる顧客の数値

最大値 各顧客の数値データの最大値

FAQs

顧客分布に関するレポートで、数値の範囲や区切り方はどのように決められていますか?自分でカスタマイズすることはできますか?

データの正確性を担保するために、統計学の手法を用いてストアのデータにフィットするような各数値の範囲(bin size)を決めています。現時点では自分で数値の範囲をカスタマイズすることはできませんので、ご了承ください。

過去のある時点(たとえば先月頭)に顧客セグメントに所属していた顧客のインサイトが知りたい。

現在の仕様では、正確なレポートが難しいです。

ECPowerの「インサイト」は、あくまで現在顧客セグメントに所属している顧客に関するレポートです。ですので、仮に過去の期間を指定した場合でも、「過去のある期間にこの顧客セグメントに所属していたが、現在は所属していない」顧客のデータは反映されません。ただし、補足として「すべてのストア」に対するレポートは、過去の期間を指定した場合でも100%正確なデータになります。「顧客セグメント単位」で特徴を把握する際の限界としてご理解ください。

タイムマシンのように過去を遡ることが難しいという点は、ECPowerだけに存在する課題ではなくShopifyや他の同様なシステム・アプリケーションが共通して抱える課題でもあります。もし、顧客セグメントのインサイトに関して、正確なデータを追跡する必要がある場合は、定期的にレポートをダウンロードしておくことをお勧めします。この点に強いご要望・ご不便がある場合は、ぜひフィードバックをお願いいたします。

Author
ECPower プロダクトマネージャー

この記事は顧客セグメント管理・ジャーニーインサイト"ECPower"のプロダクトマネージャーが執筆・監修しました。記事の内容はShopifyをはじめとしたEC事業者向けのLTVグロースやCRM支援、データ分析の知見や実績に基づきます。

変更履歴

Nov 28 2023 Article Published

Dec 10 2023 Updated

Feb 21 2024 Updated

Mar 15 2024 Updated

Aug 5 2024 Updated

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