ECPowerは「顧客セグメント」を管理するツールです。
マーケターにとって、一人ひとりを管理するCRMツールは少し情報が細かすぎます。
ECPowerは、セグメントをOS(オペレーティングシステム)にした、「こんな人」で管理する新しいCRMプラットフォームを目指しています。
ECPowerの仕組み
ECPowerがどのようにして他のツールにはない独自の機能群を提供しているのか、そのコンセプトや仕組みを簡単にご説明します。
セグメントの顧客を評価し、履歴を毎日記録しています
顧客セグメントに含まれる顧客は毎日ダイナミックに変わります。これはたとえば、「直近30日に購入した顧客」セグメントを例に取ると分かりやすいです。
ECPowerは「いま、このセグメントにどのような人がいるだろうか?」を評価して、その平均像をメトリクスとして集計しています。さらに、そのメトリクスの履歴を毎日自動で記録をする仕組みを提供しています。これにより、「先週と比べて、セグメントの人数はどのように増えただろうか」「セグメントの平均LTVは向上しているだろうか」といった疑問に答えることができます。
これらのデータは、ECPower独自のデータです。
セグメント単位のデータの記録は、意外にもほとんどのツールで提供されていません。もちろん「セグメントテーション機能」を提供するShopifyや他の多くのマーケティングツールでも確認ができません。
顧客単位のセグメント所属履歴が、ECPowerのユニークなデータ
セグメント所属履歴は、一人ひとりの顧客にとっては、注文データへの「独自の意味づけ」であり「ラベリング」のようなものです。
これは顧客セグメントを管理しているからこそ作成・活用することができる、ECPower独自のデータセットです。
このデータセットをフルに活用することで、「カスタマージャーニー」や「セグメントからの売上」など、他のツールでは実現が難しい機能群を提供しています。
インサイトはセグメント内の「購買行動の傾向」や「人気度」をレポートする
セグメント内で「どんな傾向の人が多いだろう?」という疑問に答えるためのレポーティング機能を提供しています。
ひとくちに「データ分析ツール」と言っても、その観点はさまざまです。ECPowerのコンセプトは「顧客解像度を高めること」で、たとえば財務データの正確なレポーティングではありません。
集計対象は基本的に「顧客数」です。商品軸(販売個数ベース)でのレポートや、ストア全体での売上詳細レポートなどは現在提供していません。
ただし:将来的には、サービスのコンセプトを崩さない範囲でレポートのバリエーションを追加していきたいと考えています。ご期待ください。
顧客タグを利用して他のアプリとセグメントを自動同期
セグメントごとにShopify顧客タグ名を指定すると、ECPowerが毎日のセグメントの出入りに合わせて顧客にタグを付与・削除します。
ですので、指定したタグを他のアプリで探すと、常に最新のECPowerのセグメントを呼び出すことができます。
色々なマーケティングツールで様々なセグメントを管理するのはもうやめて、ECPowerで統合的に管理しましょう!