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OmnisendとECPowerを連携して重要な顧客セグメントの成長を追いかける方法
OmnisendとECPowerを連携して重要な顧客セグメントの成長を追いかける方法

OmnisendとECPowerを連携して重要な顧客セグメントの成長を追いかける方法

Updated At:
Jun 21, 2024

はじめに

Omnisendとは

Omnisendは「Omnisend(オムニセンド)」は、2014年から提供されている、Shopifyとの連携に優れたメールマーケティングサービスです。Klaviyoと比較されることが多く、機能面もほぼ同等のものを提供している競合関係にあります。

特徴は、その名のとおりオムニチャネルを意識したマーケティングプラットフォームになっており、メール以外にも「Web通知」「SMS」といった手段でマーケティングを行うことができます。

https://apps.shopify.com/omnisend

Shopifyアプリ ECPower | 顧客セグメント管理ツールとは

ECPowerはShopifyの注文データをもとに顧客セグメントを作成して管理するツールです。様々なツールに散らばる「初回顧客」「ロイヤル顧客」「特定の商品ラインのファン顧客」などのセグメントを一括で管理し、顧客数やリピーター率、LTV、売上などの指標を追いかけることができます。

「LINE連携顧客」「サブスク顧客」など、Shopifyと連携しているアプリのデータを使って顧客セグメントを作成することができるほか、ECPowerの顧客セグメントはShopifyと自動同期されるので、Shopifyの様々なツールでECPowerの顧客セグメントを利用することができます。

https://apps.shopify.com/ecpower

ECPowerとOmnisendを連携するとできること

ひとつのキャンペーンに留まらない顧客セグメントの成長を追いかけられる

OmnisendはShopifyの注文データを活用したセグメント配信機能があります。ですが、重要な顧客セグメントが中長期でしっかり成長しているか?人数やLTVが増加したり、狙ったように売上が上がっているか?を追いかけることは難しいです。

もちろんキャンペーン単位でのクリック率や売上を追跡することはできますが、顧客セグメント単位でデータを把握したいマーケターにとっては不十分に感じることも多いです。また、どのセグメントに注力すべきか?どう働きかけるべきか?に対する分析やインサイトを得ることは、一般的にメールマーケティングツールの対応範囲を超えてしまいます。

顧客セグメント管理ツールを利用して一括管理することで、顧客セグメントそのものの成長を追いかけ、いま注力すべき顧客セグメントを特定したり、顧客セグメントの特徴を把握してコミュニケーション施策を高度化することができます。

高度な顧客セグメントに対してメール配信を行うことができる

OmnisendはShopifyの注文データを活用したセグメント配信機能がありますが、ECPowerやKlaviyoに比べるとかなり自由度が低いです。ECPowerを使うと、たとえば「ある商品カテゴリーAを初回に購入」して、「商品カテゴリーBを2回目以降に購入した」顧客、のようなステップで顧客セグメントを作成し、管理することができます。

顧客セグメントはECPowerで管理し、Omnisendと連携してメール配信を行うという運用がおすすめです。

LINEや他のツールと顧客セグメントを共通利用できる

既存顧客に対してのマーケティング施策を考える際に、メールマーケティングは有力な選択肢です。一方で、2024年以降GoogleやYahooがメルマガに対する規制を強化され、到達率が低くなったり、自分に関係がないと感じた際にすぐに購読解除されてしまうことが増えています。

現在では、公式LINEを利用したり、モバイルアプリから通知をしたり、サイト上でポップアップバナーを配信したりなど、メールマーケティングに代わるさまざまなコミュニケーション方法が提案されています。

ECPowerで顧客セグメントを管理することで、Omnisend以外のツールでも、同じ顧客セグメントを活用することができます。

ECPowerで顧客セグメントに所属する顧客の特徴がつかみ、メールマーケティングの内容をブラッシュアップできる

ECPowerでは、顧客セグメントで最も購入した人が多い商品や、初回に多く購入された商品などがすぐにわかるので、セグメントごとに施策を考えるヒントを得ることができます。

連携の方法

Step1 ECPowerの顧客セグメントをShopify顧客タグと同期する

ECPowerで作成した顧客セグメントで、「Shopifyとの自動同期」を設定しましょう。

「Shopify顧客タグ名」を指定すると、常に最新の顧客セグメントの所属情報が反映されるようになります。

ECPowerのセグメント自動同期の仕組み

ECPowerでは、毎日以下の処理を自動で行います。

  • 顧客セグメントに新しく所属した顧客に、指定したShopify顧客タグを付与
  • 顧客セグメントからいなくなった顧客から、指定したShopify顧客タグを削除

これらによって、Shopify顧客タグに最新の顧客セグメント情報が反映されます。

例)購入回数=1回の初回顧客セグメントに対して、昨日1回目を購入した顧客に新しく顧客タグを付与し、昨日2回目を購入した顧客からは顧客タグを削除する

Step2 OmnisendからECPowerの顧客セグメントを呼び出す方法

ShopifyストアとOmnisendを連携している場合は、Omnisendの顧客セグメント作成画面の“tags”からECPowerの顧客タグを探すことができます。

この条件でOmnisendの顧客セグメントを作成して、メールを配信してください。

ECPowerが同期している顧客タグは毎日最新の状態に更新されるので、Omnisendの顧客セグメントも常に最新の状態になっています。一度作成したら、そのままずっと利用することができます。

ECPowerのインストールはこちらから

さまざまなShopifyアプリと相性のよい顧客セグメント管理ツールECPowerのインストールはこちらから

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Author
ECPower プロダクトマネージャー

この記事は顧客セグメント管理・ジャーニーインサイト"ECPower"のプロダクトマネージャーが執筆・監修しました。記事の内容はShopifyをはじめとしたEC事業者向けのLTVグロースやCRM支援、データ分析の知見や実績に基づきます。

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