β版としてカスタマージャーニーをユーザーの皆様に公開できることを嬉しく思います🚀
カスタマージャーニーは、複数の顧客セグメントを、移動線(→)で繋ぐことで、顧客の移動を可視化することができる機能です。
機能の使い方・手順
- 新しい「セグメントグループ」に、カスタマージャーニー機能で利用したいセグメントを追加してください
- 「セグメントグループ」の表示を切り替えることで、カスタマージャーニーボードを表示することができます。
- カスタマージャーニーボードの「編集」をクリックし、左側の「追加」から顧客セグメントを追加します。
- セグメント同士を移動線(→)で繋ぎ、「保存」すると集計が行われます。
- 数値をクリックして、実際に誰が移動したかをチェックしてください!
使い方のアイディア
新しく「リピート顧客」になった顧客はどんな人が多い?
直近7日間で「リピート顧客」になった顧客は、どのような人が多いかをチェックしてみましょう。
初回購入では、どのような経路で購入を行った顧客、どのような商品タイプを購入した顧客が多いでしょうか?
【データの読み方】
- 直近7日間で30人の「初回購入:Herbal Tea Bags」の顧客が、「リピート顧客セグメント」に移動(新規加入)。
- 直近7日間で40人の「初回購入:ディスプレイ広告」の顧客が、「リピート顧客セグメント」に移動(新規加入)。
「トライアル商品」を購入した顧客は、どの商品ラインのファンになることが多い?
様々な商品の詰め合わせでトライアルを提供している場合、どの商品ラインを購入する人が多いかをモニタリングしてみましょう。
【データの読み方】
- 直近7日間で80人の「初回購入:トライアル商品」の顧客が、「商品ライン'Crunchy'を購入した顧客セグメント」に移動(新規加入)。
- 直近7日間で40人の「初回購入:トライアル商品」の顧客が、「商品ライン'Refreshing'を購入した顧客セグメント」に移動(新規加入)。
RFMセグメントの「離脱リスク顧客」や「離反顧客」は、どのくらい増えた?
RFMセグメントを管理している場合、直近7日間でどのくらいの「アクティブ顧客」が、「離脱リスク顧客」や「離反顧客」になってしまったかをモニタリングしてみましょう。
【データの読み方】
- 直近7日間で565人の「初回&アクティブ顧客」が、「初回&離脱リスク顧客」に移動(新規加入)。
- 直近7日間で77人の「リピート&離脱リスク顧客」が、「リピート&離反顧客」に移動(新規加入)。
※RFMセグメントの設定はこちらのレシピもご覧ください!
オンラインとオフラインの間を、顧客はどのように移動している?
Online Store販売チャネルと、オフライン販売チャネル(Point of Sale または 「Omnihub - スマレジ連携」 など)の間を、顧客がどのように移動しているか把握し、OMO戦略を一歩前に進めましょう!
【データの読み方】
- 直近7日間で30人の「OnlineStore新規(初回)顧客」が、「オフライン顧客」に移動(新規加入)。
- 直近7日間で120人の「オフラインの新規(初回)顧客」が、「OnlineStore顧客」に移動(新規加入)。
販売チャネルデータを使ったオムニチャネル分析の設定は、こちらのレシピもご覧ください!
新商品や新ブランドの顧客は、もともとどのような商品のファン?
新しくローンチした商品の顧客が、既存顧客にどのように受け入れられているかをモニタリングしてみましょう。狙った層にしっかり届いているかを分析してみてください。
【データの読み方】
- 直近7日間で30人の「'Refreshing'の購入顧客」が、「新商品'Umami'購入者セグメント」に移動(新規加入)。
- 直近7日間で150人の「'Sweets'の購入顧客」が、「新商品'Umami'購入者セグメント」に移動(新規加入)。
プロダクトチームより
半年以上も検証や開発を重ねてきたカスタマージャーニー機能を、とうとうβ版としてユーザーの皆様に公開できることをうれしく思います!ECPowerは単なる「データ分析ツール」ではなく、マーケターにとって最適な顧客解像度である「顧客セグメント」を管理するツールであり、なおかつセグメントを使ってCRMマーケティングの全体像を管理できるツールに進化していきます。カスタマージャーニーはそのコアとなる機能の一つです。使い勝手や細かい仕様など、まだまだ未熟な点の残る状態ではありますが、まずはユーザーの皆様に使って頂いて、どんな風に使いたいか・どんな追加機能があると嬉しいか・どんな点がより便利になってほしいか、などのフィードバックを頂戴したいと考えています。ぜひ忌憚なきご意見をお聞かせください!