
ECPower 始め方ガイド
このガイドでは、ECPowerの基本的な使い方を順番にご紹介します。
「何から見ればいいか分からない」という状態から、自分のストアの顧客を理解し、次に取るべき施策が分かる状態になることを目指します。
STEP0:なぜ顧客分析が大切なのか
ストアの売上は 顧客数 × LTV で決まります。新規のお客さんが増えれば顧客数は伸びますが、広告費は年々上がっており、新規獲得だけで売上を伸ばし続けることは難しくなっています。
一方で、一度購入してくれたお客さんがもう一度買ってくれれば、追加の広告費はかかりません。つまり、これから売上を伸ばすためには、既存顧客のリピートを増やすことがこれまで以上に重要になります。
しかし、多くのストアは、「誰に、どんな施策を打てばいいのか分からない」という課題を抱えています。その原因は、お客さん一人ひとりが見えていないことです。
Shopifyの標準レポートでは、売上や注文数は確認できますが、多くは「注文」を軸とした分析です。そのため、「去年の常連が今年も買ってくれたのか」「初めて購入した人が2回目の購入につながったのか」といった、「人」を軸にした分析は得意ではありません。
顧客分析とは、この「全体の数字」を、「一人ひとりの顧客」や「同じ特徴を持つ顧客グループ」に分解して理解することです。
ECPowerは、その顧客分析に特化したShopify向けのツールです。
STEP1:ECPower の全体像
ECPowerには、分析対象が異なる3つの分析があります。
中心となるのは顧客分析です。まずは顧客を理解し、その結果をもとに施策を考えます。注文分析と商品分析は、その顧客分析を別の角度から補うための分析です。
| 分析 | 見る対象 | できること |
|---|---|---|
| 顧客分析 | 顧客 | 誰がどう買っているかを理解し、顧客ごとに分析する |
| 注文分析 | 注文 | 売上や注文内容を注文単位で分析する |
| 商品分析 | 商品 | 商品同士の買い合わせや購入の流れを分析する |
顧客分析
顧客分析は、ECPowerの中心となる機能です。顧客を理解し、セグメントを作り、施策につなげるまでを一つの画面で行えます。
① 顧客フィルタ
購入商品・流入元・購入回数などの条件を指定して、分析したい顧客を絞り込みます。

▶︎ 顧客フィルタを開く
② 概要(メトリクス・顧客一覧)
条件に一致した顧客に対する顧客数・リピーター率・LTVなどの主要な指標と、顧客一覧を確認できます。

③ リピート分析
F2転換率やLTVに関するコホート分析から、条件に一致した顧客に対するリピートの状況と変化を把握できます。

▶︎ リピート分析を開く
④ 顧客行動分析
商品・流入元・チャネルなど、さまざまな切り口で条件に一致した顧客の購買傾向や特徴を分析できます。
▶︎ 顧客行動分析を開く
⑤ ステップ分析
初回購入から2回目、3回目へと、商品・流入元・チャネルなどの購入の流れを確認できます。

▶︎ ステップ分析を開く
⑥ セグメント一覧
作成したセグメントを保存・管理し、毎日自動更新された最新の状態で利用できます。
▶︎ セグメント一覧を開く
⑦ セグメント比較
複数のセグメントを並べて、LTVやリピーター率などを比較できます。

▶︎ セグメント比較を開く
注文分析
注文分析では、注文単位で売上や注文内容を分析できます。
① 注文フィルタ
商品・チャネル・クーポンなどの条件で、分析したい注文を絞り込みます。

▶︎ 注文フィルタを開く
② 概要(注文推移・注文一覧)
注文金額・注文件数・平均注文額の推移や、条件に一致した注文一覧を確認できます。

③ 顧客行動分析
商品・チャネル・クーポンなど、さまざまな切り口で注文をした顧客の特徴を分析できます。

▶︎ 注文行動分析を開く
商品分析
商品分析では、商品の購買サイクルから、買い合わせや購入の流れを分析できます。
① 商品フィルタ
分析したい商品を絞り込みます。

▶︎ 商品フィルタを開く
② 同時に購入されることが多い商品
ある商品と一緒に購入されることが多い商品(買い合わせ)を確認できます。

③ 前後に購入されることが多い商品
ある商品の購入前・購入後によく購入される商品(購入の流れ)を確認できます。'

STEP2:診断レポートで現在地を知る

まずは、診断レポートでストアのリピート状況を確認しましょう。
こちらのページを開くと、ストアのリピートの状態が一枚のレポートで見られます。
総合スコアやLTV、リピーター率、購入回数の分布などを見ながら、まずはストアの現在地を把握してみてください。
各項目の見方や数字の読み解き方は、以下で詳しく解説しています。
STEP3:レシピを使って、セグメントを作り分析する
診断レポートで現在地が見えたら、次は気になる顧客をセグメントとして切り出し、詳しく分析してみましょう。
ECPowerには、目的に合わせてセグメントの作り方や分析の進め方をまとめた「レシピ」があります。条件を一から考える必要はありません。自分のストアの課題に近いレシピを選び、手順に沿って進めてみてください。
| レシピ | こんなときにおすすめ |
|---|---|
| 6マスフレーム(RFM分析) | まずは顧客全体を把握したい |
| OMO分析 | 店舗とECを横断して顧客を分析したい |
| 店舗別分析 | 店舗ごとの顧客や売上の特徴を知りたい |
| ランク分析 | 優良顧客を見つけて育成したい |
| 属性分析 | 年齢・地域などの属性ごとの違いを知りたい |
| シーズン分析 | 季節ごとの売れ方や顧客の動きを知りたい |
| イベント分析 | セールやキャンペーンの効果を振り返りたい |
| 商品分析 | 商品ごとの役割やリピートへの貢献を知りたい |
それぞれのレシピでは、セグメントの作り方・分析の見方・施策へのつなげ方まで、実際の画面を使って解説しています。
そのほかにも、さまざまな課題に応じた分析レシピを公開しています。詳しくはレシピ記事をご覧ください。
STEP4:Shopifyと連携して、施策を実行する
セグメントを作って分析すると、「誰に、どんな施策を打つべきか」が見えてきます。最後は、そのセグメントを実際の施策につなげましょう。
ECPowerで作成したセグメントは、Shopifyの顧客タグとして自動で連携できます。タグが付いた顧客に対して、普段利用しているツールからそのまま施策を実行できます。
例えば、次のような活用ができます。
-
メール:Klaviyoなどで、対象セグメントだけにメールを配信する
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LINE:CRM PLUS on LINEなどで、対象セグメントだけにLINEを配信する
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Shopify Flow:タグをきっかけに、クーポン発行やタグ追加などを自動化する
「全員に同じ施策を打つ」のではなく、「この人たちに届ける」というマーケティングができるようになります。
Shopifyとのタグ連携の設定方法や活用方法は、以下の記事で詳しく解説しています。
顧客セグメントをShopifyと連携する(顧客タグ自動連携)
STEP5:プランについて
ECPowerは、インストール後14日間、すべての機能を無料でお試しいただけます。
まずは診断レポートを見て、セグメントを作成し、分析から施策までの流れを体験してみてください。
14日間の無料トライアル終了後は、自動的に無料プランへ切り替わります。より多くのセグメントを保存したい、Shopifyとのタグ連携やCSVダウンロードなどの機能を利用したい場合は、有料プランをご利用ください。
料金や各プランで利用できる機能、アクティブ顧客数ごとの料金については、以下をご覧ください。
STEP6:困ったときは

使い方で分からないことや、「自分のストアではどう分析すればいいの?」と迷ったときは、お気軽にご相談ください。
ECPowerでは、チャットサポートに加え、ご希望に応じてオンボーディング支援やコンサルティングもご用意しています。初期設定から顧客分析、施策の実行まで、お客様の状況に合わせてサポートします。
お問い合わせは、アプリ右下の「?」アイコンからいつでもお送りいただけます。 ご質問やご相談など、お気軽にご連絡ください。
顧客分析は、一度身につければ、ストアの成長を支え続ける力になります。このガイドが、その第一歩になれば幸いです。

