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初回購入商品別に、F2転換を設計する

このユースケースでは、初回購入商品ごとに2回目購入専用のオファーと導線を設計し、F2転換率を高める方法を解説します。

解決する課題

初回購入後のF2転換が、設計ではなく偶然に任されてしまっているケースは少なくありません。初回に何を購入したかに関わらず同じフォローを行っているため、どの商品がF2につながりやすいのかが見えず、施策の改善ポイントも曖昧なままになってしまいます。

できるようになること

このユースケースを実践すると、初回購入商品ごとにF2転換の違いが明確になります。F2につながりやすい商品が分かり、商品ごとに最適なオファーや導線を設計できるようになります。結果として、F2転換を偶然ではなく、意図して伸ばせる状態を作ることができます。

ユースケース

STEP1:F1→F2の大きな商品ステップを把握する

まず最初に行うのは、初回購入(F1)から2回目購入(F2)に進む際に、どのような商品が選ばれやすいのかという全体像を把握することです。

ここで全体の流れを掴んでおくことで、後続の施策設計がブレなくなります。

顧客分析の「ステップ分析」を使い、F1→F2の購入ステップで実際に購入されている商品の傾向を確認します。

STEP2:初回購入商品ごとのF1セグメントを作成する

次に、初回購入商品ごとにF1顧客のセグメントを作成します。対象となるのは、初回購入は完了しているものの、まだ2回目購入に至っていない顧客です。

F1顧客をひとまとめに扱うのではなく、「初回に何を買ったか」という軸で分けることで、顧客ごとに適切な次のアクションを設計できる状態を作ります。この時点で、誰に、どの文脈で、どの商品を提案すべきかが自然と見えてきます。

STEP3:Shopifyとの自動タグ連携を行う

分析とセグメントができたら、それを施策で使える形に変換します。ECPowerで作成した初回購入商品別のF1セグメントを、Shopifyの顧客タグと連携します。

この連携によって、顧客の状態がShopify側に保持され、メールやLINEなどの配信ツールから参照できるようになります。分析結果を単なる数字で終わらせず、実際の配信や自動化フローに組み込むための重要なステップです。

STEP4:F1顧客×初回購入商品ごとに、次商品のオファーを設計する

最後に、初回購入商品ごとにF2につながりやすい商品をオファーとして届けます。STEP1で把握したF1→F2の購買傾向をもとに、初回に購入した商品に応じて次に提案する商品やメッセージを変えていきます。

メールやLINEを使って、初回購入後の適切なタイミングで商品レコメンドを行い、必要に応じてセット提案や特典を組み合わせた自動化フローを構築します。これにより、すべてのF1顧客に同じフォローを行う状態から、商品ごとに最適化されたF2導線へと移行できます。

まとめ

このユースケースでは、F2転換を感覚や偶然に任せるのではなく、商品起点で設計された仕組みに落とし込むことを目指します。初回購入商品ごとに顧客を理解し、次に選ばれやすい商品を適切なタイミングで届けることで、F2は再現性のある成果に変わります。